ヘッドライトケース編
それと、公道復帰に向けて保安部品の取付作業に入った。
今回は後期型へ改造されていたヘッドライト周りを初期型に修復する作業である。
左右でメーカーが違っているライトケース編である。
まずは、フェンダーに付いていたアンテナを撤去した。当然大穴が開く。 | |
ゴムブッシングでフタをする。すき間はシリコンでコーキング。 勿論、将来的には板金で埋めるつもりである。 |
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左右でメーカーが違っていたライトケース。しかも、後期型のリムが装着されていたので改造されている。うーん元の形が解らない。 | |
そこで、es氏にお願いして、見本をお借りする。いつも有り難う。 上の写真と見比べて戴きたい。 |
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下側も、ステーが追加されていたのを取り去る。 | |
アンダーコートを剥離する。内部の塗装も剥離したが、小糸は刻印でメーカー名が入っているがスタンレーはハンコ。消えてしまった。 | |
磨きだして | |
クロメートメッキに出す。 | |
上のステーも新製。 | |
内部をシルバーに塗装。 | |
スモールパーツも再メッキして組み付ける | |
当然ゴムパッキンもない。当然メーカーに在庫もない。手持ちのゴムを加工して製作する。何とか使えそう。 | |
リムは再メッキ。元の状態はライトケース事件発覚 を参照 | |
先に入手してあったガラスカバー。小糸製の貴重品。高かったー。 後はリムに固定するスプリングがない。 |
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何か無いかと物色していたところ、有りました。荷造りテープをカシメる金具。 左が現物で右が見本を元に製作した物。 |
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材料が生なので少し不安だったが、見事Rでテンションが掛かってバッチリです。メッキも必要ないし、言うこと無し。 | |
またも事件。バラして1年以上になり、コードを片側紛失!少し捜索するが出てこないので新製。トホホ | |
ライト側のソケットは手持ちのCB350用が全く一緒だったのでこれをバラして使う。 | |
あいにくチューブが白しかなかったのですが、完成! | |
組み上げました。なんか何処かのオークションで見たような…。 | |
車に取り付けて、点灯チェック。うん?!点かない。 | |
スモールは点く。テールライトとメーターの照明も大丈夫。 ヒューズも切れてないし、配線も生きている。 |
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行き着くところ、ライトスイッチが怪しい。配線図とにらめっこしながら導通を当たると、何か変だ。 | |
バネや部品が飛び跳ねないことを祈りつつ、スイッチ本体をばらす。そうすると、有りました原因。12個有る接点の内、一つが完全に焼けてます。接点を磨き、真ん中のシーソーを左3個のパーキング用と入れ替えて完成。 | |
無事ライトが点きました。やれやれ。 |
10日後に近くで開催される、小さい旧車のイベントにエントリーしてしまった。何としてでも動くようにせねば…。