幌、その他編


公道、仮復帰に向けての最後のつめである。

フロントグリルを、とりあえず装着するため磨いた。見た目は綺麗だが…、
近付くとメッキが花開いているのが見えるだろうか。どうも下地をきっちりしないで再メッキしてあるようだ。今後の課題である。
とりあえず装着した。
外してあった幌骨をスチールウール等で磨き、車体へ。
これが元々付いていた幌。破れてはいないが、縮んでボロボロ。
車に付いてきた新品の幌。USA製のS800用である。今回は急いでいるのでこれを付ける。
後のホックのカシメをモミ落として、中から鉄板を取り出す。
再使用を考えていたが、ホックを付けると取り出せない。元のパーツも錆びていたのでステンレスで新製。

余分を作ったので欲しい方お分けします。確かオークションで売ってた様な…。

前側を外す。最初にゴムを切らないように注意して剥がす。
次に爪を起こして幌を分離する。
ノリを剥がして、錆止めして出来上がり。
キャッチの類は再メッキ。
で、強力な助っ人登場!poo氏の友人のT氏。彼は本職の自動車内装屋さん。出張で幌を張りに来ていただいた。感謝、感謝です。
アメリカ製の製作ミス、寸法違いを何とか克服してもらい無事、幌は装着完了。
何とか付いているが、しわ、すき間がある。800用でもあるし、いずれ作り換えだと思う。
じゃーん!とうとう自力で動いた。数メートルだったが苦節約20年、初めて自分のエスを運転。もう顔は緩みっぱなし。
だが、再び電装の不具合を発見。今度はテールライトが点かない。前回同様ライトスイッチを外し、OT誌のASセミナーを片手に点検する。
接点はこの間点検済みだが、導通がないところがある。裏返すと半田付けが取れ掛けているのを発見。これを修復すると無事、テールライトは復帰した。
もう一つ。バックライトが両方点かない。球は切れていないのでスイッチを点検のため、シフトブーツをはぐりる。なんと、コネクターが繋がっていない。
テスターで当たるとスイッチは生きている。ギボシが腐っていたので付け直して完了。

でも何故繋いでなかったのか、少し気に掛かる。

前述のT氏にサンバイザーも上から張り込んで貰った。
若干、黄ばんだ状態の色の仕上がりなのはご愛敬。
以前中古で入手してあったホイルキャップ。裏側が結構錆びているので、錆落とし、錆チェンジャー塗布、クリア塗装で仕上げた。
表面を磨き上げて終了。
そして、苦労したライトフードを装着した。仮ナンバーが見えるだろうか。

その他、デフ、ミッション、チェンケースのオイル交換を行っている。心配していたデフオイルのチェンケースへの流入もなく問題なし。残念ながら写真はない。

一応、念願のシェイクダウンにこぎ着け、現時点で走行数十qを後にしたが、様々な問題点が発覚している。これらをクリアしないと車検はおぼつかない。暫くはこれに忙殺されそうである。

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