ブレーキOH作業


ブレーキのOHに着手。4輪全てのホイールシリンダーとマスターシリンダー、それにクラッチ関係もバラす。

ホイールシリンダーは大変程度が良い。ピストンのメッキも剥げていないので、換えてしまうのが惜しい。しかし、今回はピストンも交換した。 
クラッチのマスターシリンダーは、ホーニングで充分生き返った。しかし、ブレーキは虫食い発見!ものがブレーキだけに、いい加減な補修では行かない。
もう1台のSのマスターは、外観は悪いが中は生きていたので、これをOHして使用することにする。 
中性洗剤のお風呂に入れて洗う。ブレーキ廻りに、有機溶剤は使わないのが基本。
マスターシリンダーを外したついでに、ペダルAssyを外す。
ペダルを点検すると案の定、穴が広がって楕円になっている。これではクラッチが完全に切れず、ギヤが綺麗に入らない可能性が出てくる。

Sオーナーの方は、是非点検して見る価値あり。

一旦、穴を溶接で塞ぎ、穴を開け直す。
  オイルレスメタルを挿入。これで、定期点検から開放されるはず。
  OH済みのパーツ達。
ベースを剥離すると錆が出ていたため、ブラストして、ジンクスプレーと黒スプレーで再塗装した。
  マスター側のオイル漏れでブレーキが抜けており、周囲の塗装が浮いているので、ペーパーがけし刷毛塗りで再塗装する。

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