作業開始

2002年になって作業開始です。走らせる事を考えつつ、手持ちのパーツでカスタムに向け思案しながら進めます。


まずタンクを降ろす。コックは付けたままで外した。

タンク下には電装関係のユニットが、整然と並んでいる。なんとベースはインテークチャンバーに成っており、良く追い込んだ設計に驚いた。

タンクの燃料取り出し口にガソリンの滲みを発見。これは組む時に対処しよう。
ひび割れているFタイヤを交換するため、ホイールを外す。

使用しているのは自作のフロントアップスタンド。

ここで少し寄り道。所有しているジャンクパーツにFZR250用?とおぼしきホイールが有るのを思い出した。ホワイト化だけでなく大径ディスク化出来ればと思ったが…。
定盤に並べると同じ2.15幅で、アクスル径でもハブの幅が違うのが歴然である。

加工前提ではあるが、各部計測の上、ノーマルホイール加工が良いという結論になった。これは後のお楽しみに取っておこうと思う。

実は手持ちのφ280のディスク(FZR400用?)を付けたいと思ったのだが、
仮組みしてみると、キャリパーはホルダーを製作すれば良い。
しかし、ローターにオフセットが5mmついているので、このままではローターとフォークのクリアランスが殆どない。ホイル側を削るしかないようだ。
ここでワンポイントアドバイス。

ディスク板を止めているボルトを緩める際は、ヒートガン等で炙ってから緩める事。強固にネジロックが効いているからである。

ボルトのネジ山の青い部分がネジロックの跡である。
勿論、組立時にはネジロックを塗布し、ローターの回る方にネジ穴の遊びを取って締め付ける。取付面の清掃を忘れずに。

とりあえずはノーマルローターを使用する事に決定。現在はモディファイ情報を収集中である。

フロントホィールは、スチールウールとマジックリンで見違えるように綺麗になった。
ひび割れていたタイヤは、オークションでゲットしたTT900GPを装着。ノーマルサイズに戻した。
また、部品庫をゴソゴソ捜したら出てきた。たぶんRZかTZR125のフォークだと思う。アウターの作りはSDRと全く同寸法である。
インナーの程度はこっちの方が良いが、トップがクリップ式だ。どちらを使うか思案中。

因みに、現車のフォークは前輪を脱着時に、僅かに曲がっているのが認められた。

さらに前周りを分解するため、邪魔になるマフラーを外した。

やはり、ばらす毎に色々と出てくる。とりあえず、ノーマルの状態に復帰していこうと思う。

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