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   9日

 

   


昼過ぎにオートサービスTより電話で返事をもらう。マスターアッシーの値段を聞いてあまりの高さにびっくりする。やっぱり急がないパーツは海外より取る事にしようと思う。
テールパイプの本付けをする。その後継ぎ目をサンダーで整えて、耐熱塗料で塗装し、アンサー特有の赤いラインも塗って完成。我ながら上出来である。
tomoは車の下に潜ってサイドブレーキワイヤーをはずしにかかるが、錆付いている様で取れない。CRCをたっぷり吹き付けて様子を見る事にする。

次に、割れて欠落していたフロントグリルに、あらかじめリベット止めしてあったアルミ板にポリパテを盛る。硬化後、カッターとリューターで整形する。この作業でも、初めてパテ盛りをしたtomoは気に入った様子で、しきりに「面白い。」を連発していた。
次はリヤのブレーキキャリパーのオーバーホールに取り掛かるつもりである。 アルフェッタはトランスアクスルなので、デフの直前にミッションとクラッチが一体で、おまけにブレーキはインボードディスクなのでデフの横に付いている。つまり、リヤブレーキのメンテナンスはすべて床下の仕事となるのだ。 ハンドリングのためとは言え、作業は面倒である。

  10日

マスター以外のブレーキパーツをオートサービスTに注文する。マスターはtomoがフィアット、ランチアクラブに互換性のあるパーツをセールで格安になっているのを見つけて注文。半額以下である。

  11日


朝、工場の前に聞きなれない排気音。見ると、オートサービスTの師匠がフェラーリ328に乗ってパーツを配達してきてくれた。しばし車を囲んで、私の親父も含めて話に花が咲いた。それにしてもパーツが早く来たのでびっくりした。
2時頃から
tomoが車に潜り、サイドブレーキワイヤーを外しにかかる。今日は先日塗っておいたCRCが効いたようで、すぐに決着がついた。続いてリヤキャリパーをはずすため、ディスクプレートを外しにかかる。片側はなんとか緩んだが、右側の2本が緩まない。ボルトの頭がなめそうに成って来たので、CRCを塗って後日再挑戦という事にする。

   12日

tomoがシリコングリスを買ってきたので。入手したパーツをフロントキャリパーに組み付ける。そして、はずれない2本のボルトにCRCを塗っておく。

   

   13日


今日は昼からごそごそし始める。まずフロントに新品のブレーキホースとOHしたおいたキャリパーを組み付ける。

次に、先日緩まなかったボルト2本に挑戦するが、頭が15mmで手持ちの工具が少ない。メガネ、コンビネーション、3/8ソケットを総動員して臨むが緩む気配がない。バーナーであぶっても駄目。仕方がないのでドライブシャフトをはずして、インパクトレンチを使うがこれも駄目。この状態ではソケットが掛けられるが、デフがともまわりしてインパクト以外使えない。既に左のドライブシャフトをはずしているからだ。そこで再度シャフトを取り付け、その隙間に入るようにソケットの駒を旋盤を使って高さを詰める。そしてレンチの柄にメガネで延長して満身の力を込める。カキンという音とともにボルトが回り出した。その時の田嶋の歓喜の顔が今でも忘れられない。同様の方法でもう1本もかたずいた。これは10mmでピッチ1.0と言う細目のボルトで噛み込んでいたようだ。緩むには緩んだが、頭が潰れた2本のボルトをどうするか考えなくてはならない。

両方のキャリパーがはずれたので、すぐに洗浄、OHにかかる。サイドブレーキ機構に若干手間取りながらも終了。ブレーキホースも新品。しかし、ローターを良く見ると左右で厚みが違う。左は薄いし右は厚いが少し歪んでいる。これも課題である。またまた課題である。

  14日

朝からローターの価格、およびボルトの調達にかかる。ローターは国内では最高1.9万円。アメリカで25ドル強。この差はなんだろう。要調査である。ただし運賃が1万円程度かかるようだ。ボルトの方は旋盤屋に見積りを出した。

  15日

師匠のTさんがいきなりマスターのタンクを持って来てくれる。合う物を探してほしいと言っただけだったのだが、ロメオ純正が来てしまった。値段を聞いて二度びっくり。1.5万円らしい。返品は効かないので使うしかない。参った。ケチケチ精神に反するが仕方がない。

  16日

フィアット、ランチアクラブよりマスターシリンダーが届く。リトモ130TC用のようである。

  17日

昼マスターシリンダーを取付ける。ついでにタンクの配線をやりなおす。他の配線も見れば見るほど無茶苦茶な所が沢山あ
る。これはその都度直すしかない。 ふと見るとフロントのキャリパーがおかしい。エア抜きが下側に付いている。このままではエア抜きが困難になってしまう。左右を合わして組んだはずだがどうやら反対になっているようだ。とにかく左右を入れ換えて組み直す。

  19日

OHの済んだリヤキャリパーを取付ける。ローターは新品が届くまで古いものを仮組みしておく。頭の潰れたボルトにディス
クサンダーで溝を切って簡易のタップにしてネジ穴をさらえた。とりあえず片側6本中3本だけで取付けた。サイドブレーキワイヤーも仮付け。あとは今年中にエア抜きする予定だ。

  29日




以前、真空ポンプを大型ごみで入手していたので、ブレーキの真空引きを試すべく中間にペットボトルを細工してタンクをこしらえる。スイッチを入れるとペットボトルが一瞬でひしゃげるぐらいのパワーだ。

そうこうしているうちに、tomoがブレーキフリュードを持って現れる。さっそくエア抜き、いや真空引きに取り掛かる。
セオリー通り一番遠い右後ろから始める。あっという間にフリュードが出て来る。ちょっとペットボトルの強度がない以外は大成功である。次は少し時間を掛けてまともなタンクを作ってみようと思う。
一通り作業を終えてコーヒーブレーク。その後2度目のエア抜きをしようと車の下に潜ると、地面にくっきりと染みがあるではないか。指で触ると間違いなくブレーキフリュード。ペダルを踏むと、サイドブレーキの調整用ボルトから漏れている。仮組みだけでちゃんと締めていなかったのである。ロックナットを締めると無事漏れは止まりほっとする。

2度目のエア抜きを終わった時に、旋盤屋からローターのボルトが届く。地金のままなのでメッキしたいが、ネジのピッチが細かいので無理かもしれない。クリアラッカー仕上げにでもしょうと思う。

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